2009年4月15日

鉄スクラップ輸出7倍 1-3月大阪湾岸

 電炉・高炉メーカー各社の大幅な需要減を受けて、大阪湾岸からの鉄スクラップ輸出が急増している。関西鉄源協議会がまとめた2009年1―3月の大阪湾岸船積み数量総計は、前期(08年10―12月)から約3倍の13万5148トンに達した。

 雑品類が前期比24%減の2万710トンにとどまるなか、鉄スクラップは約7倍の11万3938トンと大幅に増加。国内鉄スクラップ需要量はいぜん低迷しており、4月積みの輸出も大阪を含めて全国的に高水準で推移する見通しだ。

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