2009年4月15日

高炭素フェロマンガン、5-6万円下げ決着

 国内合金鉄メーカーと鉄鋼メーカーの4―6月積みマンガン系合金鉄価格交渉が大幅値下げで決着し始めた。情報筋によると、需要家ごとにばらつきはあるものの、高炭素フェロマンガンはトン23万―24万円と1―3月比5万―6万円下がったようだ。

 景気後退を受けて、国際価格が昨年前半のピークから大きく値下がりしているのを反映し、国内価格は3四半期連続の値下げ決着。国際価格は足元でも続落しており、7―9月も下げ含みの情勢だ。