2009年4月16日

鉄スクラップ発生量、3月異例の10万トン割れ

 国内鉄スクラップ需要が低水準で推移する一方、例年なら最も多い3月の発生量が低迷している。

 24社32事業所で構成する関西鉄源協議会がまとめた3月の大阪府内ヤード入荷量総計は、前年同月比24%減の9万3536トンに落ち込んだ。前年同月を下回るのは7カ月連続。08年実績では3月の発生量が年間で最も多く、年度末の3月に10万トンを割り込むのは異例のことだ。