2009年4月20日

鉄スクラップ、高炉消費伸び悩む

 日本鉄源協会による2月の国内転炉鋼鉄スクラップ配合比は、10・5%(消費量48万6000トン)となった。2カ月ぶりに10%台に回復したものの、前年同月を3・1ポイント下回るなど、高炉メーカーの鉄スクラップ消費に回復の兆しが見えない。3月以降も大半の製鉄所が市中鉄スクラップ購入を休止しており、高炉各社の鉄スクラップ需要回復は先送りとなりそうだ。

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