2009年4月28日

JFE鋼板、防虫鋼板2種を発売

 JFE鋼板(本社=東京都中央区、今村晴幸社長)は27日、防虫鋼板「サニータ」のステンレスおよびカラー鋼板の2シリーズを新たに開発し、販売を開始したと発表した。「

 サニータ」は亜鉛めっき鋼板やガリバリウム鋼板を下地材に、アース製薬と石原薬品と共同開発したピレスロイド防虫成分を含む約1μm(マイクロメートル)の特殊有機被膜を塗布し、ゴキブリを寄せ付けないようにした鋼板だが、これまでの拡販活動を通じ、亜鉛めっき鋼板やガリバリウム鋼板以外の下地材を使った製品のニーズも高いと判断、ステンレスとカラー鋼板を下地材にした2商品を追加した。環境問題や衛生に対する意識の高まりなどを背景に拡販を図る考えで、サニータシリーズとして年間2000トンの販売をめざす。