2009年5月1日

日本高周波、固定費22億円圧縮へ

 日本高周波鋼業は緊急収益改善計画(KPL)の推進によって2009年度に連結ベースで22億円の固定費圧縮を図る。このうち16億円は労務費の削減とし、雇用調整助成金の支給も受けながら富山製造所で月平均5―6日の休業を実施、さらに人員についても富山製造所を中心に、60歳以上の再雇用者、OBアルバイト、中国からの研修生、定期退職者など合計約100人を本年9月末までに減らす。

 一方、正規雇用者に関しては、景気回復後、製造部門での操業度が戻った場合を想定し当面、現状を維持する方針だ。

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