2009年5月20日

関東市況、異形棒鋼 下げ一服

 関東地区の異形棒鋼市況はトン6万2000―6万3000円と1000―2000円方下落した。ただ、従来に比べて下げ幅が縮小しており、昨秋から続いた下落ムードに一服感も出始めた。

 鉄スクラップ電炉買値が上昇するなか、メーカーが価格維持の姿勢を打ち出しており、今後は6万円を割り込む販売を控える姿勢を示している。メーカー、商社では底値圏に入ったとの見方が強まっており、当面は現在の価格帯で推移する見通し。