2009年6月18日

東京地区の針金、下落余地残す

 針金は弱含み。市中価格は4ミリがトン当たり18万7000円、2ミリが20万7000円中心。問屋販売数量が前年同月比2―3割減、加工メーカーが同5―6割の大幅減産を続けるなか在庫調整は進展しておりサイズにより欠品も出ている。ただ、小口の在庫補充しか需要がないため、需給は緩和している状況で市況の軟調が続く公算が大きい。