2009年6月19日

普通線材内需、2四期中6割に回復

 普通線材、バーインコイルの国内需要は7―9月期中に前年比6割程度となり、足元の5割から上向くとの見方はあるものの、建築需要の回復が難しいとみられており、10月以降の不透明感が強い。

 6月の線材出荷は前月の横ばいで推移するとの見方が多く、需要が多少なりとも上向くのは7月以降になりそう。補正予算なども影響し、下期には7割程度に戻るのではとの当初の観測と比べ、後退感も出てきている。