2009年7月7日

日本電工、高岡で新工場着工 リチウムイオン電池材

 日本電工は6日、富山の高岡工場でリチウムイオン電池の正極材料、リチウムマンガンスピネル(LMS)の新工場建設に着手したと発表した。年産2000トン規模の工場を2009年末までに完工。10年春から出荷を開始し、電気自動車、ハイブリッド車向けの需要拡大に対応する。

 自動車関連の需要家からの増産要請を受けた大規模増強第1弾と位置づけており、2010年以降の追加能力増強を視野に供給力を着実に拡大する考えだ。