2009年7月13日

POSCO、技術力強化 商品開発・原料活用

 韓国POSCOの鄭俊陽会長・CEOは10日、厳しい経営環境がしばらく続くとの認識のもと、「2009年は1兆3000億ウォン(約1000億円)のコスト削減を実施し、並行して商品開発や低品位原料活用技術など技術力の強化を急ぐ」ことで高い収益力を維持するとともに、来るべき需要回復期に向けて国際競争力を高めていく考えを明らかにした。

 中長期的には「2018年ビジョン」の大枠を変えず、国内での連結粗鋼4100万トン体制の確立、インドとベトナムでの一貫製鉄所建設などの計画を具体化し、国内外での粗鋼5000万トン体制を柱とした連結売上高100兆ウォンを目標に持続的成長を図っていく方針を示した。

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