2009年7月23日

東京地区の針金、なお下げ余地残す

 針金は弱含み。市中価格は4ミリがトン当たり18万5000円、2ミリが20万5000円どころ。東京製鉄の8月契約で線材、異形棒鋼価格の2000円値上げ発表、海外市況の上昇傾向などは下げ止まりにつながる要素ともとれるが、需要の低迷が続き、調整の入る可能性が残る。8月も市況は軟調推移との見方が多く、需要期に入る9月以降の荷動き回復に期待が集まる。