2009年8月4日

加藤総業、売電でエネ事業進出

 山形県の大手建築資材商社、加藤総業(酒田市)は今秋に国内最大級の風力発電機を稼働させる。酒田港地区に出力1990キロワットの発電機を建設中。日立エンジニアリング・アンド・サービス(茨城県日立市)などと立ち上げた特別目的会社(SPC)が運営し電力を全量、東北電力に売電する。建設市場が低迷するなか、エネルギー事業に進出し、売電での収益とともに新規の風力発電事業者への建設地選定などコンサルティングや発電機資材の販売を進める。

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