2009年8月14日

建材用鋼管、市中在庫調整が完了

 大手溶接鋼管専業メーカーが2008年度下期から継続してきた電縫鋼管の大幅減産によって、一般構造用鋼管(STK)や中径角形鋼管など建材用鋼管(溶協品)の市中在庫調整がほぼ完了した。

 薄板コイル価格の上伸機運が高まっていることに呼応し、丸パイプ、角パイプともに市況底打ち感が顕在化していることから、需要が低迷する中で、一部品種で新規購入の動きが出るなど、下期を目前に控えてマーケットの状況が変わりつつある。

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