2009年8月20日

全国粗鋼生産 700万トン台回復

 日本鉄鋼連盟が19日発表した7月の全国粗鋼生産は前月比11・3%増の766万トンと3カ月連続で増加した。前年同月比で24・9%減だが、転炉鋼を主体に大底からの回復傾向が続いており、昨年12月以来の700万トン台を回復した。底だった2月からは39・8%高い水準。

 在庫調整の進展、需要家の活動水準の回復傾向を受けて、高炉大手各社が生産レベルの回復を計画しており、今後も増加基調が続きそうだ。

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