2009年8月25日

兼松・鉄鋼部門、営業益100億円乗せ 2012年度

 兼松の鉄鋼部門は、2010年度を初年度として12年度を最終年度とする新しい中期経営計画で収益の大幅拡大を狙う。08年度は61億円だった連結営業利益を、中期計画最終年度の12年度には60%以上増やして100億円の大台をめざす。

 海外を中心に設備投資を積極化し、米国ではM&A(企業買収)、中国や東南アジアでは合弁事業を検討する。海外駐在員を増員して、海外で商権を拡大する。現在の海外比率は35%前後だが、12年度には45%レベルまで引き上げる。

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