2009年9月3日

鉄スクラップ、韓国 7月も輸入減

 韓国の7月鉄スクラップ輸入量は前月比21・1%減の62万7743トンとなった。米国からの輸入量が増加する一方、日本からの輸入は前月から約20万トン減少している。

 韓国輸入量は2カ月連続で減少したものの、鉄スクラップ発生量が落ち込むなか、鉄鋼メーカーの新規設備稼働が続き、粗鋼生産は回復傾向にある。このため、「市況推移にもよるが、韓国の輸入量が昨年12月―今年1月のような20万トン割れという状況に陥ることはない」(商社)との見方が強い。

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