2009年9月7日

中部鋼鈑、新圧延ラインが稼働

 中部鋼鈑は、約90億円を投じ進めてきた圧延工場の基盤整備工事を完了し、新ラインの稼働を開始した。これに伴いきょう7日、完工式を開催する。生産性向上による納期対応力の強化や製品サイズ拡大により、顧客ニーズへの対応力向上をめざすもので、省エネ、省力、コストダウン効果も引き出していく。

 圧延工場の基盤整備は、同社が掲げる規格品など高付加価値品の拡充、オリジナル製品の比率アップなど差別化戦略の確実化を目的に実施。具体的には、加熱炉をリジェネバーナー炉に全面更新し、省エネ化とともに生産性の向上を図る。