2009年9月18日

異形棒鋼、6万円目前で足踏み

 関東地区の異形棒鋼市況は、ベースサイズで直送トン当たり6万円を目前に停滞感を強めている。7―8月に小棒電炉メーカーが異形棒鋼の販売価格を引き上げたことで、ゼネコンによる駆け込み発注が見られたが、足元は引き合い、受注ともに閑散としている。

 原料の鉄スクラップ価格が一時と比べて安くなったことも背景にあり、しばらくこう着した状態が続きそうだ。

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