2009年9月24日

日鉄住金鋼板、東アジアで営業拡充

 建材薄板最大手の日鉄住金鋼板(本社=東京都港区)は長期的な展望として東アジアでの営業を充実させたい考えだ。新日本製鉄グループの拠点網を利用して自社製品の普及を図るほか、輸出強化や人材育成に努める。

 金属サンドイッチパネルを販売する既存拠点、日鉄住金鋼板貿易(上海)に加え、建材薄板の海外展開にも取り組む。直近の課題としては厳しい需要環境ながら、足元の亜鉛、アルミなどのコスト増転嫁をめざす。

スポンサーリンク