2009年9月30日

鉄スクラップ相場、東西ともに続落

 鉄スクラップ相場が関東、関西とも2週連続で下落した。国内電炉メーカーの鉄スクラップ消費の落ち込みを買い支えてきた中国向けをはじめ、東アジア向け新規輸出契約が停滞していることなどが要因。

 海外市況の指標となる米国コンポジット価格は横ばいで推移しているものの、「為替が1ドル当たり90円を割り込むなどかなり円高に振れており、鉄鋼製品、鉄スクラップとも先行き不透明な要素が多い」(商社)という。

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