2009年10月2日

鉄筋加工業、稼動率さらに下降へ

 東京都の鉄筋加工業者の稼働率は年明け以降、さらに落ち込む見通しだ。東京都鉄筋業協同組合(理事長=内山聖・小黒組社長)の鉄筋業者各社の労務状況報告によると、現在の9月の平均稼働率は81%。11月までは受注残を抱えている鉄筋業者も来年1月以降は不透明な状況とする声が多い。稼働率の落ち込みにより、鉄筋工事単価の下落も懸念され、加工業者の苦しい経営は一段と厳しさを増しそうだ。

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