2009年11月11日

ベトナム高炉一貫計画が再燃 台プラ、来年2月着工

 台湾の大手財閥、台湾プラスチックグループはベトナムで計画している高炉一貫製鉄所を来年2月に着工する。同社の本社関係者が産業新聞社の電話取材で明らかにした。

 第1期で年間粗鋼750万トンの高炉を中部ハティン省に建設する。印鉄鋼大手のタタ製鉄も同省で高炉一貫製鉄所の建設地を取得。土地取得問題や金融危機の影響で両計画とも2年近く遅れていた。今年の経済成長率が5%見込みの越国と東南アジアの需要拡大をにらみ、市場獲得に向けた投資が再び動き始めた。

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