2009年11月19日

米の東ア向け鉄スクラップ、反発 再び300ドル台

 米国の東アジア向け鉄スクラップ輸出価格が反発し、再び300ドル台に乗せた。11月初旬の東アジア向け輸出価格は、韓国・東国製鋼向けのCFR299米ドル(HMS・No.1、約2万7300円)。

 9月末に東国が成約した米国鉄スクラップ価格から40ドル以上下落していたが、中国に加えてトルコが今月から来月にかけての生産へ向けて輸入調達を再開するなど、海外鉄スクラップマーケットに回復の兆しが見え始めている。