2009年11月24日

東京鋼鉄、7割操業でも利益

 山形鋼電炉専業メーカーの東京鋼鉄は、2009年度上期の鋼材とビレットの販売数量が前年同期比21・3%減の10万2170トンとなった。景気低迷による需要減少を受けたもので、鋼材は32%減の6万4683トン、ビレット8・2%増の3万7487トン。

 ただ、08年度下期比では64%増となり、1―3月を底に緩やかながら回復基調をたどっている。7割操業でも利益を確保できるよう体質を強化し、今中間期の売上高経常利益率(ROS)は15・2%と目標値の15%を達成した。