2009年11月24日

鉄スクラップ、国内相場が調整局面

 国内鉄スクラップ相場が調整局面を迎えている。足元の炉前価格(H2ベース)はトン2万4500―2万6000円。前週と比較し大きな変化は見られないが、鉄スクラップの入荷が上向いた一部の電炉メーカーが値下げに踏み切った。内需は依然落ち込んでいるものの、中国や韓国などが海外からの調達を増やしているため、「価格が大幅に下落する可能性は低い」(流通筋)という。