2009年11月27日

台・中龍鋼鉄の第1高炉、来年2月末火入れ

 台湾・中国鋼鉄グループの中龍鋼鉄は台中県で建設している高炉一貫製鉄所の第1高炉の火入れを計画通り、来年2月末に行う。約半年後の7月に熱延鋼板工場を稼働させる。生産能力はそれぞれ年間300万トン。

 台湾の鉄鋼需要は輸出産業主体に緩やかに回復しており、熱延鋼板を国内と東南アジア向けに供給する。グループ内での鉄源確保で下工程の製造コストを削減し、競争力を高める。