2009年12月4日

関東小棒電炉、1―3月 減産一段強化

 関東地区の小棒電炉メーカー各社は、年末年始の操業休止日数を前年並みの平均で10日間、最大21日間計画している。各社とも平日に操休するなど年末年始を待たずに大幅減産しており、異形棒鋼の生産量は対前年比3割減の月間20万トン前後で推移している。

 建設需要の低迷はそれ以上に深刻で、計画を変更して操休日数の拡大を検討するメーカーもある。不需要期の1―3月に向けて、さらに踏み込んだ減産に取り組む考えだ。