2009年12月7日

中国当局、製鋼能力1700万トン削減

 中国当局は先週、製銑年産能力2113万トンを削減するなど、中国地方政府が進めている2009年の旧式鉄鋼設備廃棄の現状報告を発表した。製鋼能力は1691万トン、コークス1809万1000トン、合金鉄で162万1000トンを削減。

 旧式設備廃棄は中国業界の長年の課題だが、本年は当初計画を上回る設備調整が進んだようだ。政府は地方政府などに対し来年2月までに09年の設備廃棄結果を報告し、3月までに10年の計画を提出するよう通達した。

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