2009年12月7日

東京地区のステン溶接管、価格転嫁が難航

 ステンレス溶接鋼管は強含み横ばい。流通では7月ごろから値上げに踏み切り、徐々に浸透してきたが、ここにきて上げ足が鈍っている。在庫薄や凍結していた物件の再開など需要回復傾向が一転、11月ごろから二番底懸念が出始めた。年末にかけて出荷量は鈍っている。SUS304標準品はトン40万円どころ。流通ではメーカーの値上げ分の半分から4分の3程度までしか販売価格に反映できておらず、苦戦が続いている。

スポンサーリンク