2009年12月9日

インド2社、粗鋼 増産続く

 インドの民間最大手のタタ製鉄と二番手のJSWスチールは増産を続けている。11月にタタの単独粗鋼は52万6000トンと前年同月に比べ2%増え、11月の過去最高を記録。JSWは48万トンと2月に新高炉を稼働させたことで2・2倍に増えた。10月に比べてタタは12%減ったが50万トン以上の高レベルを維持。JSWは6%増え、大規模インフラや大手製造業向けだけでなく、成長する末端市場にも系列の流通を通じて拡販している。