2009年12月14日

普通鋼受注、1年ぶり600万トン台回復

 日本鉄鋼連盟が11日発表した10月の用途別受注統計によると、普通鋼鋼材受注は前月比4・4%増の609万7000トンとなり、13カ月ぶりに600万トン台に回復した。

 6月に500万トン台に戻して以来、輸出けん引型であるが回復を続けており、前年同月比でも2・0%増と15カ月ぶりにプラスに転じた。10月の輸出向け受注は前月比11・6%増、前年同月比49・9%増の246万1000トンで1977年12月以来の高水準となった。