2010年1月12日

韓・東国製鋼、伯製鉄所計画に意欲=事業化調査、4月完了

 韓国の東国製鋼はブラジルのスラブ製鉄所計画の実行を4月にも決断する考えだ。

 7日の韓国鉄鋼協会の賀詞交換会で産業新聞の質問に応じた張世宙会長は、詳細な事業化調査を4月までに完了したうえで、計画の是非を判断するという立場を示した。ただ、張会長は「どちらにしてもいく」と述べた。調査の結果、生産規模、稼働時期など内容の修正はあっても、計画を推進する考えを示唆したものとみられる。自前の上工程を確保し、高級化を進める厚板の競争力強化に結び付けたい考えだ。