2010年1月13日

東京地区のNi系ステン冷薄、荷足鈍く足踏み

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は横ばい。ニッケルのLME価格は比較的安定傾向にあるが、全体的な需要に力強さが見られない。

 市況は年が明けたばかりで荷動きそのものが活発ではないため足踏み。一時の上昇ムードはなくなった。仕入れ価格の上昇分を再販価格に転嫁しようと流通各社は懸命だが、実需が盛り上がらないことで、難しい局面になっている。SUS304ベースサイズはトン当たり31万円どころ。

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