2010年1月18日

普通鋼受注546万トン 建築不振 輸出も減少

 日本鉄鋼連盟が15日発表した11月の用途別受注統計によると、普通鋼鋼材受注は前月比10・5%減の545万5000トンだった。米リーマンショックの影響ですでに減少傾向にあった前年同月実績を21・4%上回ったが、建築向けが極度に落ち込み、けん引役だった輸出が高水準を維持しているものの減少に転じたことから再び600万トンを割り込んだ。