2010年1月18日

東京地区の構造用鋼、弱ムード残る

 構造用鋼は自動車関連のひも付きは回復してきたが、建設機械向けが不振。流通各社では在庫調整がほぼ完了したが、販売量が通常の6―7割程度までしか戻っておらず、厳しい状況に変わりはない。市況も持ち直しの気配が一部で出てきたが、依然弱含みが続いている。機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン当たり12万円どころ。