2010年1月25日

東京製鉄、8期ぶり経常赤字

 東京製鉄の2010年3月期は8期ぶりに経常赤字を計上する見通しだ。通期の業績予想を下方修正し、単独の経常損失は34億円とした。「原料高の製品安と、販売量減の生産コスト増」(大堀直人常務)が経常損失の要因となっている。1―3月は10―12月に比べて赤字幅は広がるとみており、1―3月の鋼材販売単価は平均でトン5万8000―5万9000円、鉄スクラップ単価は2万9000円で想定している。

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