2010年1月26日

鉄骨需要 “厳冬” 続く 10年度見通し450万トン

 2009年度の鉄骨需要は08年度比32―34%減の380万―400万トン(S造とSRC造トータル)と、かつてない低水準に落ち込むのが確実な状況となった。08年度が年間589万4000トンと39年ぶりの600万トン台割れとなったが、これをさらに下回る。

 不況の影響で民間設備投資が大きく落ち込み、工場建設や大型プロジェクトの着工延期・休止に加え、中小型物件が大幅減少したため。業界関係者は10年度については年間440万―450万トンを予想している。

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