2010年2月4日

異形棒・ビレット、輸出価格が続伸

 異形棒鋼と電炉ビレット(半製品)の輸出価格が一段と切り上がっている。アジアの建設需要は引き続き旺盛で、底値だった昨年11月と比べて異形棒鋼はトン50―60ドル(10%超)、ビレットは120ドル以上(30%超)高くなった。国内価格を上回るケースも散見される。

 旧正月明け以降は原料鉄スクラップ価格がさらに上昇する可能性が高く、異形棒鋼、電炉ビレットともに引き続き上げ基調で推移する見通し。