2010年2月8日

日本コークス、住商と二次電池材合弁

 日本コークス工業は5日、住友商事と合弁でリチウムイオン電池負極材製造会社を設立することで合意したと発表した。日本コークスはすで自開発した負極材を既に生産、販売しているが、住友商事のグローバルネットワークを活用し、住友商事の関連事業との相乗効果を引き出すことで、電気自動車用など市場の急拡大に対応できる体制を構築する。

 早ければ今秋にも増強を決断し、20億―30億円をかけて2、3年内で年産2000トン規模と約10倍の増産体制を敷く。市場の拡大に応じて、現在2%程度の市場シェアを10%に拡大したい考えだ。

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