2010年2月25日

造船大手6社、5社で損益改善

 造船大手6社の2009年4―12月期の船舶関連部門の業績は、4社で前年同期比増収。5社で損益が改善した。造船各社が向こう2―3年分の手持ち工事量を確保し、過去の船価の高い時期に契約した船舶が売り上げ計上されていることや、資機材価格が比較的安定していることが要因とみられる。一方で、受注環境は依然として厳しく、各社とも新造船受注は低調に推移しており、11年度以降への懸念がある。

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