2010年3月12日

朝日工業、圧延加熱炉に火入れ

 大手小棒電炉メーカーの朝日工業(本社=東京都豊島区)は、主力工場の埼玉事業所(埼玉県児玉郡)で進めていた圧延加熱炉の更新工事が完了し、8日に火入れ式を行った。

 新しく導入したウオーキングビーム型加熱炉(黒崎播磨製)は、リジェネバーナーを採用しているほか、燃料を従来の重油、再生油からLNGに切り替える。

 今後は5月にタンディシュ予熱装置、今夏に電気炉の燃料をLNG化する計画で、2010年度に製鋼、圧延ともにLNGへの燃料転換が完了する。