2010年3月18日

鉄スクラップ、中・韓・台が主導権 09年輸入

 2009年の世界鉄スクラップマーケットは中国・韓国・台湾の東アジア3カ国の輸入量がトルコを約1000万トン上回り、世界最大の鉄スクラップ市場へと拡大している。

 中国を中心に新興経済発展国が景気対策としてインフラ基盤整備を推進、粗鋼生産の増加による鉄スクラップ消費拡大を受けて日本、米国からの鉄スクラップが東アジア圏に集中。「鉄スクラップの価格形成は、アジア市場へと主導権が移行した」(大手流通)。

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