2010年3月18日

H形鋼在庫、関西 減少傾向強める

 関西地区のH形鋼在庫が減少傾向を強めている。大阪ときわ会の2月のH形鋼在庫量は前月比14・1%減の4万4400トンで、昨年6月の4万1300トンに次ぐ水準にまで減少。大阪鉄鋼流通協会(OSA)の2月のH形鋼在庫量は前月比13・6%減の3万4997トンで、昨年7月以来7カ月ぶりに4万トンを割り込んだ。

 昨秋、大幅増が懸念されたH形鋼在庫は年明け以降、メーカーや流通が在庫環境整備に継続して取り組み、順調な減少を示している。