2010年3月29日

西日本スチールセンター、第2レベラー本稼働

 西日本スチールセンター(小野建社長)は板厚最大25ミリのコイルが切断可能な第2レベラーの設置工事を進めているが、稼働チェックを終え4月1日から本稼働を始める見通しとなった。日本最大級のレベラーが動きだすことで、プロジェクト対応や歩留まり率向上など効率化と、ユーザーに対するサービス向上が期待される。竣工を記念して同社は、4月上旬をめどに社員のみ参加の安全祈願神事を行う。

 第2レベラーが本稼働を迎え、同社は在庫生産方式から受注生産方式に切り替える。既設第1レベラーで表面処理鋼板や酸洗鋼板などを加工し、第2レベラーで厚板や高張力鋼板などを加工する。両設備の長所を生かしコンビネーションをとることで、物件対応加工を進展させ、ユーザーニーズにきめ細かく対応する。

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