2010年4月6日

ベンカン・ジャパン、海外需要捕捉に重点

 大手継手メーカー、ベンカン・ジャパン(本社=東京都大田区)は、親会社でタイの大手鋼管・溶接継手メーカーであるカナドイルグループ(本社=タイ・バンコク市)との連携を強化し、旺盛な海外需要を捕捉する。

 OEM供給・販売提携・資材共同購入などでシナジー効果を発揮することで、「海外マーケットでの”ベンカンブランド”を復権させる」(小林社長)考え。中期的には、とくに輸出に注力するなど国内外の各部門で売り上げ増を図り、売上高に占める輸出比率を、現行の15%から50%に引き上げる方針だ。