2010年4月13日

韓・東部製鉄、冷延能力300万トンに増強

 韓国・東部製鉄は冷延鋼板の年産能力を2011年までに300万トンに増強する。ソウルで9日産業新聞の取材に応じた韓光熙副会長が、250億ウォン(約21億円)をかけて35万トンの追加能力を確保する計画を明らかにした。

 段階的に増強効果が出るため、本年は前年比約18%増の280万トンの冷延生産を計画している。今後も冷延生産の半分強の熱延原板の外部調達を継続するものの、昨年立ち上げた熱延ミルが300万トンのフル生産に移行する11年には、同規模の冷延能力を確保する狙いだ。