2010年4月20日

東京地区の普通鉄線、横ばい商状続く

 普通鉄線は足元で横ばい商状が続くが、徐々に値上げムードが醸成されつつある。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万2000円、一般用線が12万4000円どころ。線材の1万5000円値上げを受け、鉄線の加工メーカーや流通はコストが大きく増えることから価格転嫁せざるを得ないとの見方で一致。一方で、問屋の荷動きは低調。先高観から一部で仮需が出ているもようだが、積極的な在庫積み増しの動きには至っていない。

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