2010年4月23日

関東小棒電炉、輸出成約で増産

 関東地区の小棒電炉メーカー各社は、異形棒鋼やビレット(半製品)の輸出を成約した影響もあり、大型連休をはさんで生産量は増加する見通し。昨年の大型連休は、各社平均で4―5日間操業を休止したが、今年は2―3日間に縮小。ダイワスチール東部事業所は工事により13日間長期操休するが、通常通りの夜間操業となるメーカーが多い。

 国内は仮需による影響もあって1―3月に注文は増加したが、実際の出荷に結び付いておらず、引き続き需給改善を念頭に置いた生産体制が求められている。

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