2010年5月6日

新日鉄、アジアで車用鋼管強化

 新日本製鉄は先月30日、インドネシアで自動車用鋼管を製造するグループ会社のインドネシア・ニッポン・スチール・パイプ(INP)の第2工場建設を発表した。今年11―12月に建て、月産能力を75%増の合計3500トンに引き上げる。拡大する需要と需要家の現地調達ニーズに応える。

 住友鋼管と住友商事の出資と技術協力を受けて、二輪車の排気ガス規制強化によって需要が増える排気系ステンレス鋼管の製造も始め、新興国需要を先行して取り込む。

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